コンピュータ関連には日本語のいい解説書が殆どありません。
Amazonでみると日本語の[WordPressの教科書](ソフトバンク)という本が評判いいので、取り寄せました。
結論からいうと、この本はとてもよくできています
(他の入門書もこの本に習ってほしいと思います)。
たぶん著者(プライム・ストラテジー社)はWordPressに関して豊富な経験をもっているのでしょう。
実例に沿ってWordPressでサイトを構築していきます。
この本には一つだけ本気で腹が立つほどの不満があります。
それは使っている紙が厚く手になじまなのです。
おそらく高く売るために分厚くしたのでしょうが、
まったくナンセンスです。
紙は普通にして自信があるなら高くすればいいのです。
日本の本で他にもこのようなものがありました。
情けない。
洋書でこのようなものを知りません。
2章[基本サイトの構築]を読みながら、XAMPPで練習サイトを構築してみました。
WordPressの仕様に沿った一つのPhpメインプログラムからスタートします。
これを[front]や[sidebar]のサブプログラムに分解していって[テーマ]を作っていきます。扱う実例も実際使えそうなものですし、機能も結構充実したものを作ります。
私は必要にせまられて調査した訳ではないので、プログラムの隅々まで理解してはいませんが、WordPressでのホームページ構築の実際を知るには十分です。
機会があれば使いたいと思います。
ただし、ホームページをちょこちょこっと作るのであれば、Joomilaの方がずっと簡単です(Drupal はまだ十分研究していません)。
WordPressはブログ作成ソフトとしてスタートし、JoomulaやDrupalがホームページ作成ソフトとしてスタートしたことに由来するのでしょう。
Joomlaではフロントページの作成、メニューとの関連付け、ブログページの作成等簡単にできます。
ところがWordPressでこれをしようとすると、[WordPressの教科書]で知る限り、
様々なPhpプログラムを書かなければいけませんし、それだけことは面倒です。
何れもカレンダーや掲示板等は、サードパーティーがプラグインあるいはモジュールという名称で提供していますので、拡張には事欠かないと思われます。
前回書きましたが、バージョンアップでの問題はありますが、総合的に考えれば、ホームページをHTMLファイルから作成するより、CMSを使う方がずっといいと思います。