月別アーカイブ: 2011年02月

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コーちゃんの心理

コーちゃんの引っ越しは3月12日に決まりました。遠くの都市ですから、もうあまり会えなくなります。とても悲しいことですが、息子の生活が第一です。コーちゃんがいい子で育つことを願うばかりです。

さて、先日ホームセンターに買い物にいくので、コーちゃんを連れて行きました。
最初に動物のフィギャーを買いました。以前可愛いい犬のフィギャーを買ってやったので、ゾウとか馬とかを選ぶかと思いましたがサメを選びました。

「これがいいの?」と何度も念を押しましたが、「うん」と答えます。正午近くだったので、マクドナルドで食事をし、必要な日用品を買って帰途につきました。

しばらく行くと後ろのチャイルドシートでコーちゃんが「恐竜」といいます。「恐竜」とは、そこから30分ほどの自然博物館で、これまで数度いったところです。そこには恐竜の骨格模型や「ガオー」と動く恐竜模型のほかに、小さな水族館があってサメがいるのです。

なるほど、サメを見たくなったのか。

「恐竜にいくの?」
「はい」

お母さんの留守電に「恐竜を見に行きます」と伝言し、車を反転させて自然博物館に向かいました。

途中コーちゃんは眠ってしまいました。

自然博物館に到着。
自然博物館に到着。

さっそく恐竜の部屋に直行。

それからサメを見に行きました。手にしっかりサメのフィギャーをもって、何度も何度もサメがぐるぐるまわってくるのをガラスに額をくっつけるように観察しています。

標本室に移ると幼稚園の遠足の子供がたくさんいました。コーちゃんは彼らに混じってわが物顔にそこらじゅう駆けまわっています。

幼稚園の子供と一渡り遊んだあと、外に出てここでも駆け回ります。もう3時を過ぎていたので、「帰ろう」とコーちゃんを促して、駐車場に向かいました。コーちゃんはさすがに疲れたらしく、なかなか動こうとしません。何度も「帰るよ」と呼びかけます。

しぶしぶついてきます。

抱いてほしいのです。

彼は私にはダダをこねません。私はいつも彼には優しくしています。しかし私は優しいけれど甘い人間ではありません。もし彼がダダをこねれば拒絶すると思います。

彼は一切ダダをこねません。

車にたどり着いて、チャイルドシートに座らせると、小さい声で「お母さん」といって涙ぐみます。おそらく母親がいれば「抱っこ」を強要したのでしょう。

彼の心理はどのようだったのだろうと思います。私は彼に優しいのですが、彼はその優しさに増長してダダをこねることはないのです。私が怖いと思っているのでしょうか(私はこれまで一度も彼を叱ったことはありません)。あるいは彼はダダをこねて優しいじいちゃんの不評を買い、じいちゃんとの良好な関係を損ないたくないと考えているのでしょうか。

あるいは幼児のそれとは違う心理なのでしょうか。

くたびれた彼にもう少し優しくしてやればよかったのだろうか。あるいはそれでよかったのだろうか。

遠くに行ってしまうと、会うこともなくなるのでしょう。彼の心のなかに優しく気の合うじいちゃんを覚えていてほしいと願っています。

晃一くん2歳6ヶ月。

Windows開発ドキュメントの作成

S社が「パーキング~」をカスタマイズするにあたって、弊社は一部をDllにしてソースを公開しました。ソース部分は読めばいいので細かい解説はしませんが、Dllの部分は解説ドキュメントが必要です。

プログラムの公開は初めてだったので、人様にお見せできるようなドキュメントがありません。急きょドキュメントの作成に取り掛かりました。

ドキュメント作成にマイクロソフトが提供する、[Sandcastle]を使いました。ソースコードにコメントを入れるだけで素晴らしいドキュメントを作ってくれます。

とりあえず1週間足らずで一通りそろえることができました。

[WIX]といい[Sandcastle]といい、無料の実用的で有益なツールが使えるのは大変ありがたいことです。

札幌

弊社駐車場賃貸管理ソフト「パーキング~」をカスタマイズしたいという話があって、その支援のために札幌に来ました。多分15年ぶり位です。

寒さの程度がわからなくて、3泊4日の旅にボストンバッグに沢山の防寒衣服をつめこんで、快晴の成田を飛び立つと、福島あたりから下界は銀世界です。

青森の最北端尻屋岬から海上に出て、陸が見えてきたところに雲の合間から千歳空港が見えてきました。東京の空港に比べ広々としたところにゆったりと空港が作られています。

空港にはS社のT社長が出迎えに来てくださいました。ここ数日暖かくなって「札幌雪まつりの雪も解けかかっています」のようなお話をしながら暗くなった札幌に到着。

ホテルにチェックイン後S社に移動、T社長のご家族も集まって、歓迎のホームパーティで出迎えていただきました。

S社は住宅地の中の一般住宅をそのまま事務所にしています。アメリカではよくあると聞きますが、アットホームでとてもいいなと思います。

今回私が札幌に来た大きな理由は、ソフトウェアの内容をT社に説明することです。説明は順調に進み、昨日は天気がいいので会社のまわりを散歩しました。
メイン道路で車が通る部分は雪はありませんが、裏道には逆に雪がいっぱいあり、歩くのに神経をつかいます。わずか20, 30分の散歩ですが、顔がピリピリし、やはり北国の冬は厳しいと実感しました。

仕事の目途が付きましたので、本日作業を早めに終え、嫁たちが希望の[ジャガポックル]を買いにJR札幌駅に行きました。

その足で大して遠くないので、寒い中大通り公園まで歩いて雪祭りの出来具合を見に行きました。雪まつりは明日から始まりますが、もうほとんどの雪像が完成していて多くの人が見物に来ています。本番には身動きとれないほどの人出になるそうです。

明日午後帰ります。