LINQ をどうするか

O’Reilly の[Programming Entity Framework]の9章まで読んで、開発途中のプログラムをLINQで書き換えています。[LINQ in Action]と2冊の拾い読みでは、なかなかスイスイとLINQは使えません。実際書いてみるといろいろな問題が発生します。

これまでADO.NETを使って、DBとは非接続で作業をしていました。LINQは遅延接続でむしろ「非接続の時間を少なくする」というコンセプトのように思います。既存のプログラムを大幅に書き換えないで、LINQの長所をどのように取り入れるか。

また、単純なことですが、クエリであるテーブルを使用したとします。LINQ to SQLやLINQ to Entity Framework のWizardを使うと、テーブルに対応したクラスが自動的にプログラム内に作成されます。
別のクエリーで再度そのテーブルを使用しようとすると、すでに最初のクエリでそのテーブルに対応したクラスがありますので、クラスの再定義になりエラーになります。逃げる方法があるのか。

このように検討しなければいけない問題が多々あります。
必要に応じて文献等を読み返し、実務に沿って勉強していきたいと思います。

[プログラミング LINQ]は訳が悪いし、[LINQ in Action]は話題が少し古い。[Programming Entity Framework]は解説書としては余りにも不親切です。新たに[Murach’s ADO.NET 3.5, LINQ, and the Entity Framework With VB 2008]を注文しました。勉強する情報としてはこれらとオンラインヘルプで充分でしょう。

LINQあるいは[Entity Framework]そのものの学習は当然ですが、新しいコンセプトによる技術はそれなりの「癖」がありますので、これを使いこなすとなると、この習得には少なくとも後1ヶ月はかかるだろうと予想しています(たぶん甘い)。

ADO.NETでも、従来のデータベースプログラミングと大きく異なりましたので、これを使いこなすまでに半年程度かかりました。
ADO.NETは、David Sceppaの[プログラミング ADO.NET]で勉強しました。何か不満が残る本です。「要所をキッチリ押さえていない」と感じました。

予断ですが、Visual BasicのFrancesco Balenaは100%信頼しています。とても要領よく的確に解説します。VB6の解説書から3つのシリーズを買いました。「頭のいい人なのだろう」と勝手に想像しています。この人の解説書なら出版されれば文句なく即座に購入します。

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