開発環境

開発者にとって開発環境を整えるのは、昨今経済的に大きな負担です。

Windowsの場合MSDNを購入するのが最適ですが、これが安くはありません。
開発者が多数であれば全員にそろえるのは会社にとっては頭の痛い問題です。
開発ツールとしては、MSDNだけでなくたとえばSpreadやDreamweaverやPhotoshop
更にはインストールツールの費用もかさみます。

Java環境ではNetBeansやEclipseが無料ですので、
できればJavaで仕事をしたいと考える開発者もいるかもしれません。

Windowsの世界では、Expressエディションが無料ですから、
これはこれで助かります。
SharpDevelopはマイクロソフトが提供するオープンソースで、
これもなかなかしっかりしています。
特にC#-VBのコンバーターが付いていますので、いつか使ってみたいと思います。

インストールツールはWixを注目しています。
これも確かマイクロソフトがベースを提供しています。
インストール条件をXMLで記述しますので、
とても透過性に優れていて好感をもっていますが、
何より情報が少ないのが残念です。
現在の欠点としてプレインストール(SQLサーバー等)の設定が出来ないと思いますが、
Visual Studioとの組み合わせで解決策があるのではないかと期待しています。
VSのインストールプロジェクトで唯一不満なのは、
インストールの途中でプロダクトIDの入力を求める部分の作りで、
公開されている手法は単純すぎるので、プロテクトになっていないのです。
この点が解消されるのであれば、VSのインストールプロジェクトだけで済ましたいくらいです。

さて、私自身数年間MSDNを使っていたのですが、
直近ではMSDNではなくVisual Studioのみ購入しで仕事をしてきました。

そろそろVS2010を使いたくてMSDNの購入を検討していたのですが、
マイクロソフトのAction Packに開発環境が付属していることが分かりました。

Action Packは主に販促用のパッケージだと思いますが、
Development バージョンにはOSやVSの最新版がついています。
とりあえず開発で必要なすべてのツールがそろっているようで、
価格も求めやすく設定されています。
早速注文しました。

FrontPageの後継でしょうか、Expression WebというWeb開発用のツールもあるようです。
わたしはもっぱらDreamweaverを使ってきましたが、
古くなったのでExpression Webを試してみるつもりです。

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