先月29日入院以来朝晩抗生物質の点滴を受け、24時間鼻から酸素の吸引をしました。治療はこれだけで、だいたい一日おきに血液とレントゲン検査をします。
月日 |
白血球数 |
赤血球数 |
CRP |
GOT |
GPT |
35~94 |
376~493 |
0.3以下 |
8~38 |
4~44 |
|
7月29日 |
113 |
462 |
6.35 |
16 |
6 |
7月31日 | 88 |
430 |
16.26 |
29 |
26 |
8月2日 |
78 |
416 |
14.11 |
50 |
111 |
8月4日 |
72 |
410 |
10.50 |
24 |
73 |
8月9日 |
61 |
416 |
2.68 |
14 |
27 |
8月11日 |
59 |
400 |
1.21 |
14 |
22 |
肺炎なので当然ですが白血球数は入院当初高い値を示していました。
が、早くも治療3日目には抗生物質が効いてきたようです。ただしその代わり肝臓にダメージを与え、8月2日には GOTの値が跳ね上がりました。その日から肝臓を保護する薬の注射が始まり、8月9日にはこれも押さえ込みに成功です。
ただCRPという炎症反応値は高いままです。これがなかなか下がりません。
主治医が肺に水が溜まったいるようだと、8月5日肺の水を抜きました。
当然初めての経験ですが、病室のベッドのそばの丸椅子に座って背中から針を刺し
およそ700mlの胸水を抜きました。
350ml缶ビール2本分です。水とはどのようなものなのだろうと興味津々でしたが、半透明で血液が少し混じって桃色でした。例えようが分かりませんが、想像していたたとえば痰のようなものではありませんでした。
肺にダメージがあるので、「酸素」が一つの肺機能測定のバロメータで、入院以来ずっと酸素を鼻から吸入していましたが、体内に取り込んだ量を示す数値がなかなか改善しません。健常者では97から100の値をとるようですが、私は酸素吸入してやっと95を超える程度です。
入院当初少し大きく呼吸すると、肺が引っ張られる感覚がありましたが、胸水を採って2日目あたりから、呼吸が楽になりました。
体温は朝は平熱ですが、夕方に微熱がでる状態でしたが、入院10日目あたりから37度を切るようになりました。
酸素吸入なしでなんとか96を超えることを確認し、8月10日酸素を外ました。
胸水を抜いたとき一部を細菌の検査に出していましたが、「問題なし」との回答が返って来ました。とても心配していたのでほっとしました。
2才になったばかりのお気に入りの孫が見舞いにきてくれました。元気が出ました。
11日血液検査をして、CRPがまだ少し高いのですが、退院になりました。
ほぼ2週間の入院でした。この間エアコンの効いた病室にいましたので、
外界の暑さがまだひどいのか心配です。
なにはともあれ退院はうれしいものです。