透明水彩と写真を始めました

歳をとり、他の仕事が忙しいと、仕事の合間を使って、要領よく読書し感想文を書くのは、結構エネルギーを必要とするものだ、とつくづく感じます。

このところ一番エネルギーを割いたのは、地域のトラブルですが、ここでいうのは憚れますので、触れないでおきます。

もう一つの仕事は、私がかかわっているNPOでホームページを立ち上げたことです。これも一応完成して、いまからは内容を充実していく作業になります。皆さんが身近なものとして使うようになるには、これからが肝心なのだと思います。

 

透明水彩をやってみようと、義母の看病で別居している妻に話したら、妻がさっそく水彩道具を送ってくれました。

小学校のころは、水彩画をよく描いていましたが、これは画法としては油絵みなたいなもので、白っぽい部分は後から白色を重ねて塗っていました。
しかし、透明水彩は全く逆で、一番白い部分が紙の地肌ですから、原則薄い部分から濃い部分に描いていきます。

数冊透明水彩の入門書をアマゾンで購入して、描いてみましたが、とても難しくて、3枚描いたところでストップしました。

これでは先に進みませんので、何とか気持ちを奮い起こして、難しいことは考えないで沢山描いてみて、ともかくある程度のレベルにまで達したいと思います。
「第一最初から上手に描けるはずがないのだから、気楽に描こう」と思わなければ、先に進みません。

 

もう一つ始めたものがあります。

写真です。
NPOで広報紙を編集するようになって、もうじき2年になります。
地域の広報紙に文章を長々と書いてみても、誰も読んでくれませんから、できるだけ写真を沢山入れています。

広報紙は結構好評で、写真もいいと言ってくれるのですが、実は私は写真の素人で、すべてバカチョンで写しているだけです。どのようにしたらもう少しいい写真がとれるのか分かりません。

地域に写真クラブがあって、顔を出したのですが、彼らはオタクで、写真への熱の入れ方が尋常ではありません。高級なカメラを使って、毎日のように写真を撮っています。私にはとても敷居か高く、クラブへの入会を辞めて、メンバーの一人に個人的に教わることにしました。

世の中には親切な人がいて、懇切丁寧に写真の基礎を教えてくれましたので、後は、写真雑誌を買って、自分で色々やってみることにしました。

基本の基本は、風景写真を撮るときボケを第一に考えるので、適当な絞りを決め、絞り優先で、シャッターを切る。カメラは無難な明るさの画像を作成してくれる筈なので、後は好みに応じて、少し暗くあるいは少し明るく絞り補正をして、数枚同じ画面を撮影する。

被写体が暗いと、シャッタースピードが遅くなり、手ぶれが起こるので、その場合は受光面のセンサー感度(ISO)を上げる。

夕陽では、暖色が強くなるから(色温度が低い)、それが嫌ならホワイトバランスを調整する。

これが写真の基本でしょう。

後は、雑誌やWEBでいい写真とその撮影データをみて、それを参考に自分でも色々写真を撮ってみる(幸いデジカメの撮影データはPCで見ることができます)。

一生懸命やっても、ある程度思い通りの写真が撮れるようになるまでに、半年程度かかりそうです。

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