月別アーカイブ: 2014年04月

4 posts

HP Pavilion 500-240jp

23日ヒューレット・パッカードPavilion 500-240jp(CPU i7、メインメモリー 8GB、HDD 1TB、21.5インチ・モニター付き)が届きました。部品がなくて配達が遅れると聞いていましたが、予定より早く1週間弱で 届きました。(ご丁寧に本体のフロントパネルに「MADE IN TOKYO」というラベルが貼ってあります。)

早速電源をいれ、Winows 8の設定をしました。
簡単な作業でした。

おまけの21.5インチ・モニターもLEDだし、その他の性能も価格も満足です。

ただし、1TBのディスクは、Dドライブが約1GB程度に切ってあってここにはリカバリーソフトが入っていますが、その他はすべてCドライブです。

私の経験ではシステムパーティション=OSは時々壊れますが、データパーティションが壊れたことはないので、システムが壊れても、自分の作業データは取り出せるように、システムとプログラムやデータを別々のパーティションに入れています。

これまで何度も使ったEaseUSで、ただし「64ビットOSでも大丈夫かな」という不安が多少あったのですが、Cドライブ300GB、Dドライブ約1GB、KおよびHドライブ(何故かE,Fではありません)約300GBに設定しリブートすると、恐れたことが起きました。

通常、EaseUSの設定をしてリブートすると、OSが立ち上がる前にEaseUSがパーティションの切り替え作業を始めますが、今回はEaseUSが「何かやらかしました」。電源を切って再立ち上げしても、「Recovery 」と英文のメッセージが出ます。

色々やりましたが結局改善できず、「システムがぶっ壊れた」という結論を出すしかありません。リカバリー・ディスクを作っていないので、残った手は別のインストール・ディスクで新たにOSをインストールするしかありません。

[Action Pack]で購入したWin8.1のディスクでインストールするすることにしました。内臓DVDドライブではなく、USB DVDでのインストールです。これまでは当然内蔵ディスクでインストールしていましたが、USBの方が優先のようです。初めての経験です。

しばらく、コンピュータの最新の環境から遠ざかっていましたので、「世の中色々進歩しているんだな」という感想です。

インストールDVDから、壊れたディスクを覗くことができました。OS修復を試みましたが不可で、新規インストールしました。

無事Win8.1のインストールが完了、再起動すると、HPで元々インストールしてあったOSと、新規のOSが選択できるようになっています。が、旧OSを選択するとやはりOSの起動ができません。新しいOSを起動するしかありません。使えない旧OSの選択を促すのは気持ちが悪いことです。

HPに問い合わせましたが、ユーザにはコンピューターを出荷時の状態に戻すことができないとのことです。

ならばと、自作PCで使っているWin 8のディスクをこのコンピューターに接続してみましたが、動作しません。理由はディスクのパーティション管理がMBRになっていて、HPではGPT だけをサポートしていますので、MBRディスクを受け付けません。

Win 8対応のEaseUSを購入、ディスクを一度クリアして、GPTに初期化して、無事Win 8.1をインストールすることが出来ました。(HPのオリジナル・ディスクはしばらくこのまま保存しておきます)

 

暫くぶりにコンピューターを触るといろいろ新しいことが勉強になります。次のようなことがあります。

今回初めてパーティション管理にGPTを使いました。まだよくわからないことがありますが、GPTでディスクを初期化すると、自動で管理用のパーティションが2,3個できます。

また、ディスクを一つしか接続していないのに、複数パーティションを切ると、C,D,Eという連番ではなくて、 C,E,G になりました。理由がわかりません。

Win8は試用では使ったことがありますが、今回初めて本格的に使います。Win8はWindows 3以来のWindowsの使い勝手から大きく変更されましたので、敬遠していたのですが、これを機会に本気で使っていきたいと思います。

ホームグループはWIn7で導入された機能ですが、Win8では簡単に設定できるようになりました。

自動的にSkyDriveと連動します。これも便利です。

Office2013をインストールしましたが、インターネット(SkyDrive ?)と連動し、まだよくわからないですが、とても改善しているようです。

このブログはWordPressを使っているのですが、いつからかコピー・アンド・ペーストができなくなっていました。WordPressの設定がおかしいのかと色々やりましたがダメで、インターネット・エクスプローラー(IE)でなくSafariならうまくいきましたので、WordPressはSafariを使っていました。

新しいOSはどうなのかと期待したのですが、やはりIEはだめです。
要するIEの問題です。
新しいOSでもWordPressではSafariを使うことにします。

いまブログを書いていますが、ワープロのインテリセンスが改善されているようで、かなを打つと自動で漢字や短い句の候補が表示されます。
これもとてもいい改良です。

これからは、開発は自作のリムーバブル・ディスクを使い、日常的な文書作成やメールはこのコンピュータを使っていこうと思います。

これと前後して、[I-O Data]のnet.USBという簡単な器械を購入しました。これをLANネットワークにつなぎ、これにUSB機器を接続すると、LANでつながったコンピュータから、それらの機器にアクセスできます。

すなわち、net.USBにUSBタイプの外付けHDDを接続しておくと、ネットワーク上のPCからの指示で、自分のPCに直接接続しているように使えます。また、プリントー・サーバーとしても使えるようです。

もう一つ、前々回のブログで、「Dellで使っていたWin7のHDDを他のコンピュータで使うことができない」というマイクロソフトの回答を紹介しましたが、もしかしたらと裏技でWin7 Proにバージョンアップし、リムーバー・ディスクに入れて自作コンピューターで使うことができました。DellのHDDをそのまま生かすことができて、この点でも今回の作業は満足です。

歴史から学ぶこと

2月に加瀬英明他[なぜアメリカは、対日戦争をしかけたのか]の読書感想文を書きました。
私は現代史の勉強中ですから、
まだ加瀬英明の話を100%信じることは保留しますが、
多くの面で正しいのではないかと思います。

ところで、現代史を何のために勉強するのか。
知識としてあるいは教養として勉強するという態度もあるでしょうが、
重要なのは、歴史からなにかを学び、
将来の行動指針にどう生かすかです。

現代史は、自国だけでなく他国あるいは国際社会と大きく関与します。
ここで二つの重要な注意点があります。
一つは日本の歴史を自国だけでなく、
国際社会のパワーバランスの視点から考察しなければいけないことと、
二つ目は、学んだことを国際社会に対してどのように発信していくかということです。

そしてこの二番目の問題は、特に日本人にとっては苦手で難しい問題ですが、
手探りで勉強する必要があります。

 

日本人は頻発に「すいません」といいます。
昔「どうもすいません」を連発する人気芸人がいたくらい、
日本人は「すいません」をちょっとした挨拶代わりに使いまし、
考えてみれば、日本人は「すいません」と言葉に出していうだけでなく、
実際、問題が発生すると、まず「自分が悪かったのではないだろうか」と自問する民族です。

少しの経験ですが、中国人やアメリカ人と接したことがありますが、
彼らは簡単に謝罪しません。
日本人の「すみません」は、国際社会でのそれとは重みがかなり違います。

以前、半藤一利の[昭和史]を読みました。
ざっと読んだので細かいことは忘れましたが、
印象では日本の軍部や、天皇を取り巻く重鎮の愚劣さを色々話していたと思います。

半藤の歴史もそれを小説として読むのであれば、 そえなりに面白い話ですが、
後世に語り継ぐ歴史書としては問題です。

彼は日本の中の出来事を批判的に書いています。
基本的には日本が悪く、その反対に西欧諸外国が正しかったという論調です。
世界の力関係の中で、何が悪くて何が良くて何がしょうがなかったのか、
を考察していないと思います。

歴史の真っ只中で、何が正しいのかを判断するのはとても難しいことです。
科学や工学や学校の勉強とは違って、
歴史は多くの面で、何が正しいかアプリオリ(先見的、自明的)に決まっていません。

歴史は多くの場合「力」が正義です。
ナポレオンやジンギスカンや信長や、アメリカが正義とされてきました。

歴史家は、歴史の通説に対して「本当にそうだだろうか」という疑問を持って考察しなければいけません。
日本の歴史を世界史的視野から俯瞰して考えなければいけません。
歴史の中で、日本をとりまく世界の情勢がどうだったのか、
それとの関連で日本の行動が正しかったのか、間違いだったのか、止むを得なかったのか、
という視点です。

それなくして、日本をただただ批判的に見るのは、いわゆる自虐史観といわれるものです。
これでは私達は歴史から学ぶことはできません。

先の大戦に至るまでの、アメリカ、イギリス、ロシアの考えや動き、
中国や朝鮮の動向を同じく批判的に分析し、
それを背景に日本の動向を批判的に論じなければいけません。

その意味で、
自虐史観や戦勝国史観に批判的な書籍も積極的に勉強しなければいけません。
これらは、右よりといわれるものでしょう。
既に沢山の本を購入しました。
全部読むには1年くらい必要かも知れません。

バランスが大切ですので、左よりの本も読みたいと思います。
作業は大分時間が必要です。

ぼちぼち始めたいと思います。

Dell Studio 540が壊れました

メインで使っている「Dell Studio 540」のハードディスクが壊れました。
このコンピュータは2009年7月に500MB VISTAで購入し、
2012年8月HDDが壊れたので1TBに交換し、今回は2度目の交換です。
前回は約3年での交換でしたが、今回は2年足らずでの交換です。

このコンピュータは、昨年OSをWindows7にバージョンアップしましたが、
結局5年間使い続け、様々なソフトを追加してきましたので、
今となっては、使わないソフトも入っていたり、
コンピュータのなかはゴチャゴチャです。

今回新しくOSを入れ替えることも考えたのですが、
これまで使ってきたアプリケーションをすべてインストールしなおさなければいけないので、
新規OSへの変更は躊躇しました。

次のよな引越し作業をしました。

これまで1TBのHDDでしたが、今回は東芝の2TBのHDDを購入しました。

このHDDをUSBでDellに接続、
引越しソフト「EASEUS Partition Manager」を使い、
4つあるパーティションを一つづつ新しいHDDにコピーしましたが、
MBRのことを忘れていました。
すなわち、このままではこのディスクから起動できません。

Windows7のヘルプでは、新しいHDDを接続すると、
初期化のメニューが出ると書いてありますが、
色々やってもそのメニューが出ません。

結局様々なトライは諦めで、丸ごとディスク・コピーをしました。
コピーしたディスクをDellにセットし正常起動することを確認。

1TBを2TBにコピーしたので、新しいディスクに未使用エリアがあります。
パーティションを切り替えて、これでディスクの丸ごと引越しが完了です。
と思ったのですが…

新しいディスクで立ち上げ、
あちこちファイルをみていると突然ダウン。
画面が真っ黒くなり、キーボードもマウスも反応しません。

メインの電源は点灯しているが、HDDのLEDは消えています。
ハードディスクが動いているかどうか確認しませんでしたが、
過去数度同じ現象を経験していましたので、
これが原因でHDDが壊れたと考えるのが合理的です。

このまま使い続けていたのでは、またHDDを壊します。Dellはお払い箱にすることにしました。

Dellにつけた2TBの新しいHDDをリムーバブル・ディスクケースにいれ、
自作のコンピュータにセットし、電源をいれます。

グラフィックが異なるし、どれだけ不具合がでるか、
恐る恐る立上りをみましたが、意外にも全くトラブルがありませんでした。

Winodwsの認証に問題があります。
このOSは「Dell Studio 540」で認証されていたのですが、
ハード環境が変わると、新たな認証が必要になります。
「Action Pack」でWindowsのライセンスを持っているのですが、
これは「Windows 7 Pro」のものです。
どうすればいいかマイクロソフトに問い合わせています。
OSを「Windows 7 Pro」にバージョンアップしなければいけないかもしれません。

また、自作のリムーバブル・ディスク対応コンピュータは、
様々な開発環境でプログラム開発するために使っているので、
やはり、メインのコンピュータを新規に購入しなければ不便です。

これまでDellを使いましたが、今回はヒューレット・パッカードを使うことにしました。
キャンペーンで、CPU i7、メインメモリー 8GB、HDD 1TB、21.5モニター付き、
送料、税込み、9万5千円。「適当か」と思っています。

納期は2.3週間かかるようです。
HPは東京での組み立てています。
Dellは電話対応および組み立ては中国ですので、
本音をいうと「中国はやめておこう」という心境もあります。

 

4月19日 その後:
認証についてマイクロソフトに確認したところ、
Dellで使った「Win 7 Home」OEM OSを、
他で取得したWin 7の他のエディション(正規であっても)にアップグレードできないという回答です。
この際開発環境を再検討しようと思います。

小保方さんのこと

1月発表時は世紀の大発見と世界中を驚かせた、
小保方さんのSTAP細胞の研究はここにきて大批判の対象です。

しかし私はマスコミの小保方批判はとんでもないと思っています。

確かに論文には考えられないような誤りがあるようです。

しかし、私だったらと思うと、それもあるかも知れないと思います。
若くして、「細胞生物学を覆す大発見だ」と信じたとすると、
冷静さを欠いたというのは理解できます。

本当に世紀の大発見がどうか私にはわかりませんし、
この証明はこれから検証されるのでしょう。
今は本当かもしれないし、間違いかもしれないという段階です。

そして彼女に悪意がなかったとすれば、
勘違いでやっぱり間違いだったのか、やはり世紀の大発見かになります。

「悪意」ということが問題になっているようですが、
悪意とは、ありもしないと自分で認識していることをあったと発表することです。

彼女に悪意があったかどうかはわかりません。
TVの中継を見ている限りでは、悪意をもって論文を書いたようには思えません。
どちらにしても、この部分は彼女以外の人にはわからないことだし、
「自分で悪意はありませんでした」といっているのに、
「いや悪意があったろう」というのは時間の無駄というものです。

存在の検証がされればいいことであって、この部分はどうでもいいことです。
存在が否定されれば、私達からすれば悪意か勘違いかどうでもいいですし、
また存在が証明されれば、やはり大発見です。

これは、時間が答えをだすことです。
存在が証明できるのであれば、比較的早く結論がでるでしょう。
否定には時間がかかると思いますが、1年もすればわかることでしょう。

彼女は、STAP細胞を200回以上作成したといっています。
それに対して、一回の実験に1週間かかるのだから、
「200回の成功は時間的におかしい」というコメンテーターがいます。

何も知らないで、どうしてそんなことがいえるのか。
「1回の実験に1週間かかるから」といいますか、
なにも実験は一つ終了してから次の実験にとりかかるのでなく、
毎日次々と新たな実験にとりかかれば、200日でできるのであり、
1日2回実験をスタートすれば、100日で可能です。

そのことを誰も確認していないのに、
公の場で「それはおかしい」という方がおかしいのです。

実験ノートが少なすぎるという話もあります。
私はこのような実験・研究をしたことがないのでなんともいえませんが、
仕事をするとき、何事もきちんとメモを取りながら仕事する人もいますし、
湧き上がるアイデアに整理が追い付かなくて、次々次の作業に取り掛かり、
うまくいったところで、まとめて整理するという人もいます。

実験・研究ではそれはお行儀が悪いのでしょうが、
そのことを、これまた「研究」に無縁であった人間があれこれいうのは馬鹿な話です。
また研究者との名ばかりの研究者も5万といて、
それらの意見も何の役に立ちません。

 

私がいいたいのは、要するに「マスコミは喧しい」ということです。
今回不備がたくさんあったけど、少し時間をかけて検証すればいいだけの話です。
「なにもわからないやつがだまっていろ」といいたい。

そしてやはり「世紀の大発見であった」ことに期待したい。