マニュアルとヘルプの作成

置き去りにした2番目の仕事は、
事業収支計画用パッケージソフトの完成です。
このソフトは現在バージョン3を販売していて次期バージョンは4です。
問題はマニュアルおよびヘルプの(修正)完成です。

マニュアルおよびヘルプの作成に
どのツールをどのように使うかということに手こずっています。

完璧なマニュアルあるいはヘルプを作るのなら、
手間暇かけて作ればいいので、ある意味なんとでもなるのですが、
逆に「そこそこでいい」という条件が悩ましいのです。

「そこそこ」とは、「そんなに工数をかけないで効率的」にということです。

必要条件は、、
ドキュメントはマニュアル用(印刷用)にも、
ヘルプ用(HTML)にもならなければいけない。
そしてもう一つ、コンピュータ画面の画像を縮小しても、
マニュアルでもヘルプでも鮮明に表示するということです
(特に今回問題にしているのはこの点です)。

私が現在持っているツールは、
マクロメディア(現在はADOBE)の[Dreamwerver MX](Webファイル編集用)、
マイクロソフトの[Expression Web](Webファイル編集用)、
アドビのinDesign CS5体験版(DTP=Desktop publishing用)、
およびWordです。

それぞれのツールを以下のように評価しましたが、
これは私の短期間での評価で間違っているかもしれません。

[Expression Web]:
長所:編集の途中でビットマップの画像も表示する。
ただし、[Expression Web]の中でこのファイルを印刷すると画像は黒くなり、
ブラウザでは表示されない(たぶんHTMLの仕様)。
短所:表のボーダーが見にくい。
標準HTML以外のWordのタグを完全には削除しない。

[Dreamwerver MX]:
長所:Wordのタグはほぼ完全に削除する。
表は見やすい。
短所:Vistaでは動作が不安定。
ビットマップ画像は表示されない。縮小画像を鮮明な状態で処理するのが難しい。

[inDesign]:
長所:たぶん印刷用としては完璧なのでしょう。画像もクリアに保たれます。
短所:使いこなすのが面倒。
HTMLへの書き出しが簡単ではない([Dreamwerver MX]への書き出しテスト)。

[Word]:
長所:画像の解像度は問題ない。ビットマップを扱うことができる。
HTMLを扱う。
短所:Word特融のタグをたくさん付加する。
しかもWordの中でそれらのタブの編集ができない。

これらを総合して結論を言えば、WordとDreamwerverを使って進めることにしました。
基本的にはWordでできるだけ進め、
必要なときにDreamwerverでHTMLとしての編集する。
ということになります。

4月中にはこのソフトをリリースしたいと思います。
残った仕事は、マニュアルの完成、プログラムの最終テスト、
セットアッププログラムの作成です。

置き去りにした仕事の3つ目はセットアップツールWixを実際に使うことですが、
今は「置き去りにした仕事の2つ目」を一日でも早く終了したいので、
セットアップツールは今回はInstallAwearを使う予定です。

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