孫のコーちゃんは、2歳5ヶ月になりました。
こちらの言うことのオーム返しが出来るようになり、単語が大分増えました。
「おとうさん」、「おかあさん」は発音があまり上手でなく、
状況がわからないと何といっているか分かりません。
「じいちゃん」ははっきり発音し、時々「じいちゃん」を連発します。
わたしはコーちゃんが大好きですし、
コーちゃんも私が気に入っていると思います。
同年輩の幼児に比べて並外れて活発で、
わたしと散歩する時などそこらじゅう駆け回り、
50センチ程度のところからは飛び降ります。
顔には小さな傷が絶えません。
大きな怪我をしないことを祈っています。
好き嫌いがハッキリしていて、
何でも「好き」、「嫌い」を即答します。
恐らく母親が可愛がりすぎたためだと思いますが、
母親には強烈に駄々をこねます。
親がいないとき私に対してはとてもいい子です。
私のいうことをよく聞いてくれます。
コーちゃんは活発で頭のいい子だと思っていますが(爺馬鹿です)、
唯一気がかりなのは、少し年上の子に無条件で近づいていくことです。
おとなに媚を売るのではないので、
そのような心配ではないのですが、
少し年長の子にはほぼ必ず近づいていき遊ぼうとします。
恐らく、今いい遊び友達がいないのだろうと思います。
同年輩の子供とは波長があわないので、
「いい兄貴が見つかるといいのだが」と思っています。
4月から幼稚園にいくので友達ができることを期待しています。
妻は九州の実家に手伝いにいっていますので、
時々私はコーちゃんと二人きりでお出かけします。
そういうとき私はコーちゃんの家に迎えにいき、
半日コーちゃんと遊んで、彼の家に送っていきます。
お正月妻が我が家に帰ってきました。
4日には、コーちゃんを我が家で遊ばせようと息子に連れてきてもらいました。
遊んでいる間に息子はこっそりと帰ったのですが、
しばらくすると、お父さんを探し始め、「おとうさん、おとうさん」と悲しがります。
彼はお父さんと一緒に来たのであり、
「お父さんがいなくなった」という認識があります。
わたしが彼を連れ出すときは、そのような悲しがりはしません。
「じいちゃん」とのお出かけで親から分かれてきた状況と、
気がついたら親がいなくなったのでは違うのでしょう。
6日には妻と私とコーちゃんでデパートに行きました。
母親と一緒のときはわがままが出るのですが、
お子様ランチはどれも「嫌い」を言わず食べました。
お子様ランチのおまけにオモチャがついていて、
かごの中からプラスチックの包丁で切るトマトのオモチャをもらいました。
家にすでに一式持っているのですが、
とても好きでトマトの真ん中をマジックテープでくっつけたり、
包丁で切ったりして遊んでいます。
食事がすんであまりにチョロチョロするので、
私はコーちゃんを抱き上げて妻の買い物に移動途中トマトを落としてしまい、
衝撃でトマトが欠けました。
コーちゃんはとても悲しそうに「おかあさーん」と泣きそうになります。
妻が食器を物色している間、
コーちゃんと階段に座って、「チューリップ」の合唱をしました。
「さいた さいた チューリップの花が、
ならんだ ならんだ あか しろ きいろ」
全部は歌えませんが、節回しのところどころで声を出して、
彼なりに精一杯歌います。
この世に生を受けて僅か2年半で歌を歌うようになる子供の成長に感動します。
息子がもしかしたら引越します。
とても悲しく思っています。