WordPress プラグインの日本語化

最近私はホームページを作るときは、殆どWordpressを使っています。

WordPressそのものは日本語化されていて、
ブログ画面も裏方の管理画面も日本語を標準で使えるのですが、
デザインを担当するテーマや追加機能のプラグインは大半が英語です。

私は多少は英語でもいいのですが、
画面に英語がでるとそれだけで読む気がしなくなります。

WordPressはPHPで書かれていて、
ユーザに何かの文章を示す部分では、下のような仕組みを使っているようです。

$message = ‘<p class=”message”>’ . __(‘You have logged in successfully.’) . ‘</p>’; $message = ‘<p class=”message”>’ . __(‘You have logged in successfully.’) . ‘</p>’;

ここで重要なのは「__(」の部分です。

WordPressでは、ここの部分を各言語に置き換える仕組みがあります。
インターネットでは、日本語を使う宣言には、
「define (‘WPLANG’, ‘ja’);」という記述がある筈だと書いてありましたが、
私は確認できませんでした。
ともかくどこかに[ja](日本語)ファイルを使うという宣言があると思います。

さて、__(‘You have logged in successfully.’)に対応する、日本語を作成しなければいけません。
Poeditというソフトがあります。
確か数千円だったと思いますが、これが思いのほか有用です。

まず、日本語化したいテーマやプラグインのソースをダウンロードしておきます。

次にPoeditを起動して、このプラグインのフォルダーを指定すると、
翻訳対象部分をすべて抽出して、表を作って表示してくれます。
表の左欄に英語を、右に日本語を表示するようになっています。

翻訳したい言語を選択(日本語)して、「事前翻訳」ボタンをクリックすると、
左蘭の英語に対する日本語訳を右欄に表示してくれます。
ただし、不十分な翻訳ですから、原則すべての翻訳を確認するように求められます。

一行一行見ていきますが、このこき幾つかの翻訳候補が表示されますので、
そのどれかでよければ、その翻訳を選択しますし、
どれもダメなら自分で翻訳を入力します。

大きなテーマやプラグインだと数百行文章がありますが、
やるしかありません。

ともかくやり遂げましょう。

出来上がりは、[po]とそれをコンパイルした[mo]ファイルが作成されます。
できたら、自分のサイトの所定の場所に二つのファイルをアップします。
(他言語ファイルが沢山アップされています)

これでWordpressの管理画面を開いたときに、
このプラグインは日本語化されています。

やれやれ。

 

ところが話はこれで終わりません。

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